小学生の道徳教育から お堅い資本主義批判まで、様々な場面で引用されている作品。私はシンプルに内容を楽しみました。このレビューは、単なる読書感想文ですので、気楽にどうぞ。子供の頃から 最も強く印象に残っているのは、時間泥棒が理髪師フージーを貶める場面。理髪師としての生活に(誰もが感じるレベルで)不安を感じていたフージー。時間泥棒は、言葉巧みに 彼の不安を膨らませます。結果、彼は 母親と話す時間を『むだに捨てられた時間』と感じるようになる。『だって彼女はとても喜びますから』という理由で、花を贈っていた女性と 事務的な手紙で別れる。そして、時間泥棒による刷り込みを『じぶんの考え』と感じ、時間を貯蓄することだけに注力するようになる。一生懸命になれる仕事がある。母親にとって、頼りになる存在。花を贈るだけで、喜んでくれる相手がいる。いい人生だった。何時間使っても、惜しくないものだったのに。私も 仕事で悩むことがあります。理ッ不尽だね〜と思うことはあります。でも、それはそれ。笑い話をしているうちに気分が変わることも多い。「なんとなく好き」な時間がある。そういうのがいい気がします。選択肢は、自分次第なわけですし。

思ったより優しい香りで癒されました。
キツイ香りが苦手なので、良かったです！

想像してた以上に大きくて、コスパ良さそうです。まだ使っていませんが、成分が良いので使うの楽しみです。