市川籠店で購入した大サイズの市場かごです。
オンラインで購入したためイメージと違ったため出品しました。購入後約1年半飾っていましたが、未使用です。
黒っぽく見えたり擦れた様に見える部分がありますが、新品当初からのものです。
見本写真とは竹の色等違いますので、実物写真を拡大してよくご覧頂ければ幸いです。

サイズは約46x26×高さ27cm です。多少の誤差はご了承下さい。
写真19と以下の文章はサイトからお借りしました。
写真は大きさのイメージとしてご参考になさって下さい。

岩手県二戸郡一戸町鳥越地区。すず竹細工の有名な産地です。鳥越地区に生息するすず竹は特に強くてしなやかといわれ、この竹を使って1000年以上も前からすず竹細工がなされてきました。 しかし2015年頃から数年にわたり各地ですず竹が一斉に枯れるという現象が起こり、材料である良質なすず竹を確保することが難しくなってしまった今より貴重なものとなっています。120年に一回現れるという竹枯れの後、若芽が竹細工に使用できる背丈になるまでには10年、20年とかかるとも言われています。 長年すず竹細工に携わってきた作り手の皆さんにとっても経験のない事態。しかし、伝統的な細工を絶やすまいと、山を丁寧に歩き、通常の何十分の一の量しか取れないすず竹を使い、細工を続けて下さっています。

材料を均一な長さや細さに揃え、3本ずつのひごを1セットとして、伝統的な「あじろ編み」で編み上げていきます。
時折、竹の色が紫色や黒っぽく見える部分がありますが、これは皮が むけて紫外線を浴びることで自然に着色したものです。自然な模様として見ていただけたらと思います。
縁には芯に真竹を入れ、そこに (とう)を巻きながら留めていきます。
持ち手と縁は麻縄で留められ持ち手には縄の上から膝が巻かれて います。
底部分には真竹製の補強の力竹が3本入っています。

すず竹は竹表皮の光沢、柔らかく弾力性に富んでいて心地よい手触り、そして丈夫さが特徴です。またその色味が徐々にあめ 色に移り変わっていく経年変化も楽しみのひとつ。使いこんであめ色に変 化してもなお、水洗いすると表皮が艶を帯びるほど優秀な素材です。 名の通り日々市場に仕入れに行かれる料理屋さんが 愛用されているこの手提げかご。野菜や魚、肉をたっぷりと入れても耐えられる丈夫な作りです。

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