まず仕上がりについてですが、私は科学には精通していないのでバイオプログラミングがどういうものかはわかりませんが、確かにアイロンを通した後の手触りは上質になります。
しっとりとサラッとしていて落ち着きのある質感になります。
ですが、180度の温度表示で使用し続けると間違いなく傷みますのでご注意ください。
そして、その仕上がりを得るために失うものがあまりにも大きい&多すぎます。
その部分を以下に記しましたので、購入する際の参考にしていただけたらと思います。
1.温度表示
最高温度の表記が180度とありますが、間違いなく180度以上出ています。
・160度→180度
・180度→220度～230度
くらいの目安にしていただけたらと思います。
したがって、180度の温度表記で使用したら間違いなく傷みます。というより髪の毛が硬くなります。恐らく使用し続けたら髪が溶けます。
この時点で『髪が傷まない』という宣伝文句は完全に偽りなんだなと思いました。
アウトバストリートメント等を使用すれば軽減できるかと思いますが、公式のホームページに「化学反応で髪が傷みます」という記載があるので、使用は控えるべきなのでしょう。
160度の温度で使用すればダメージは抑えられるかと思いますが、下記のプレートの噛み合わせの影響でスタイリングの時間がかかります。
2.プレートの噛み合わせ
アイロンの命ともいえる最も大切な要素なのに、ひどすぎます。2000円のアイロンだってもっとしっかりしています。
普通に握るとプレートの間に2ミリ程度の隙間ができます。したがって、毛量を梳いた部分へのストレート力は弱くなります。
力を入れたらぴったりとプレート同士がくっつきますが、その分髪への負担は増しますし、本体そのもののサイズが大きいために小回りが利きづらく、長時間使用すると手が疲れます。
総合的に見て、価格と実態が全く比例していない商品だと思います。
期待値が大きかった部分もありますが、実際に使用して納得のいく商品なら5万円の価格も惜しくはありません。
ですが、上記の通り利点より問題点の方が多い以上、その価格を支払う価値は全くないなと思いました。
長くなりましたが、同じようにガッカリする方が出ないようにご参考になったら幸いです。